レオ十四世
伝記

ロバート・フランシス・プレボストは1955年9月14日、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴに生まれる。
若くして聖アウグスチノ修道会(OSA)に入会し、1981年8月29日に荘厳誓願(終生誓願)を立て、1982年6月19日に司祭に叙階された。
シカゴのカトリック神学連合(Catholic Theological Union)において神性学科大学院(Master in Divinity-神学修士号)を、ローマの教皇庁立聖トマス・アキナス大学(アンジェリクム)で教会法博過程を学習するなど、それぞれの機関で高等教育を修了した。
1985年、アウグスチノ会の宣教師としてペルーに派遣され、チュルカナスにおいて宣教活動した。1988年にトルヒーヨへ転任し、同地で修道院院長(1988年-1992年)を務めた。1999年には、シカゴの“Mother of Good Counsel・善き勧めの聖母”管区の管区長に選出された。
2001年から2013年にかけて、聖アウグスチノ修道会の総長を務める。
2014年、チクラーヨ教区の使徒座管理者に任命され、同年12月12日の「グアダルーペの聖母」の祝日に司教に叙階された。2015年11月26日よりチクラーヨ教区司教を務め、2018年から2023年まではペルー司教協議会の副会長を歴任した。
2019年に聖職者省、そして2020年に司教省の委員に任命される。同年4月15日、教皇によりカヤオ教区の使徒座管理者に任命された。
2023年1月30日、教皇フランシスコにより司教省長官に指名される。同年、枢機卿に親任し、発表されて、それに教皇庁ラテンアメリカ委員会委員長に就任した。
教皇フランシスコの訃報を受け、ローマで開催されたコンクラーベ(教皇選挙)において、2025年5月8日、ポンペイの聖母の祝日に、ロバート・プレボストが新教皇に選出された。
教皇レオ十四世のモットーは「In Illo uno unum」であり、これはラテン語で「唯一のキリストの中に、わたしたちは一つ」あるいは「彼において、ただ一人」と訳される。聖アウグスチノによる詩編127の注解から引用されたこの言葉は、キリストにおけるキリスト信者の一致と交わり(コムニオ)への、教皇の強い思いを強調している。