〝新しい福音宣教〟のために派遣される最初の宣教家族に賜った私的謁見 1986年1月15日

〝新しい福音宣教〟のために派遣される最初の宣教家族に賜った私的謁見

聖ヨハネ・パウロ二世

1986年1月15日 バチカン市国

謁見の流れの中、教皇様はオウル町(フィンランド)と、ハンブルグと、ストラスブルグに、始めての三つの家族を派遣しました。彼らは、教会から離れた人々の中での新しい宣教の道を開くために派遣されます。
 これらの家族はそれぞれの子供とともに、派遣された地区に出発します。家や仕事や学校を探して、その地区の人々とその生活状況をともにし、その人々にイエズス・キリストを証しすることを目的とします。彼ら自身が発見した、人生に意味を与え人生を満たすことのできる唯一の御方であるイエズス・キリストを証明するために行くのです。真の「implantatio ecclesiae」となることを目的として、家族は、彼らに協力する一人の司祭と一人の青年とともに行くのです。