教皇の演説
教皇の演説による新求道期間の道:演説、謁見、奨励のことば、承認、認可等...
聖パウロ六世(1976年8月4日):「現代においては、教会の建設に再び手がけることが必要です。教会が、心理的面においても司牧的面においても、ゼロから新たに始まるかのごとく生まれ変わる必要があるのです。
最初の使徒たちは小さな宣教チームに分かれて会堂を巡り歩き、神はご自分のしもべイエスを復活させられたという良い便りを宣べ 伝えました。私たちは人殺しを赦すよう頼み、神の子を受け入れませんでした。彼は抵抗せずにご自分を死に渡され、悪に逆らうことなく、ご自分の敵を愛し、「父よ、彼らをお赦しください。彼らは自分たちが何をしているのか分からないのです」、と御父に祈られました。ご自分の愛が死を超えるものであり、私たち人間が彼の生命を奪ってもなお愛しつづけて下さるということを示すため、虐待や十字架の苦しみに入り、他人から受けた悪に自らの体を任せられました。その方を神は死から甦らせて下さり、私たちのどんな罪をも赦すために今生きておられるのです。(キコ・アルグエヨより)